愛媛松山整体の喜楽亭操法の流れ01

『喜楽亭』操法の流れ①
１．観察⇒問診・視診・触診・動作確認等　　　　　（ここまでで約８割が終了）２．判断⇒症状の掌握と操法方針の決定３．操法⇒説明をしながらの手当て４．確認⇒操法前との比較をし結果の評価５．助言⇒症状を繰り返させない為の生活習慣や、　　　　　　運動等の助言と自力整体の指導
１．観察
1）正座位(脱力して両手を両脇に沿って垂らす)
	①肩の左右高さの比較。 ②乳頭の上下位置の比較。 ③膝頭の位置で左右大腿の長さの比較。 ④頭上から見て　イ)頭部の捩れを確認。　ロ)肩の前後への転位や捩れの確認。 ⑤臀部と足の位置で体重配分の確認。 ⑥脊椎の歪み、捩れ、ズレの確認。 ⑦耳の下部で左右高さの比較。 ⑧口角の捩れを確認。 ⑨鼻骨の曲がりを確認。
2）仰臥位（両手は腋に沿って伸ばし掌を天井に向ける）

①両肩の浮き具合、両胸の高さを比較。 ②左右の前腸骨棘位置を、前後の高さで比較。 ③左右の前腸骨陵で骨盤の上下の高さを比較。 ④両膝を垂直に立て、膝頭の高さ、前後のズレを比較。 ⑤立てた膝を胸に押しつけ（腹屈）、左右の屈曲差を　比較。 ⑥立てた膝を左右に開き、開き具合を比較。 ⑦左右半月板の位置を確認。 ⑧膝を垂直に曲げて下腿を水平にし、片方の手で膝裏を　支えて固定し、他方の手で　踵を持つ。　イ)下腿を内外に回して脛骨の捻れ加減を確認。　ロ)　ヾ　内外に振って股関節の捻れ加減を確認。 ⑨左右腓骨の下垂状態を確認。 ⑩左右膝骸骨の上下左右への動きを確認。 ⑪左右脛骨の前後左右へのズレを確認。 ⑫両足首の太さを比較　（内踝から外踝までの幅を膝頭を真上に向けノギス等で計測） ⑬両足首を少し持ち上げて、重さを比較。 ⑭左右それぞれの足根骨、足指の状態を確認。 ⑮胸の前で両手を合わせてゆっくり頭上へ伸ばし　イ)爪先で両手の長さを比較。　ロ)肘の伸び具合を確認。 ⑯その他筋肉の硬軟・硬結・拘縮・萎縮・違和感等を確認。

3）伏臥位(脱力し両手は腋に沿って伸ばし掌を床に向ける)
	①脊椎の歪み、ズレを確認。 ②肩、胸、腰、臀部の傾き加減を確認。 ③左右の脚の長さを比較。 ④左右足裏の傾き加減を比較。 ⑤足首、腰の床からの浮き加減を確認。 ⑥首を左右に回し、回しやすい方を確認。 ⑦膝を曲げて下腿を立てて左右の長さを比較。 ⑧踵を臀部に向かって近づけ（臀屈）、　左右のキツさ痛さを比較。 ⑨片方の足首を他方の膝裏へ乗せる形を　取って、キツさ痛さを比較。 ⑩その他筋肉の硬軟・硬結・拘縮・萎縮・　違和感等を確認。
4）四つ這い位　正座位から両肘・前腕を床に着け、腰を浮かせて　　　　　　　　両足爪先を立て臀部を踵の上に降ろす。
	※頭を上げ背筋を伸ばした姿勢と、頭を下げ　背筋を丸めた姿勢の両方で確認すると良い。 ①脊椎の歪み、ズレを確認。 ②肩、胸、腰の傾き加減を確認。 ③左右足裏の傾き加減を比較。 ④真後ろから見て臀部の傾き加減を確認。 ※歪みやズレは、この体勢が一番はっきりと確認できる。


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